鱧技術

hamo_daisukiの技術メモ

小規模事業場のセグメンテーションをしつつボヤく

紙ベースからIT基盤ベースのお仕事に移行を続けている最中の事業場に勤務しています。当初20台に満たない機器を想定したネットワークを、機器が増え続けてもズルズルそのまま使っていて頭打ちが見えてきたあたりの状況です。ぶっちゃけ「前任者、設計甘ぇよ」と思わんでもないんですが、速やかな対応が迫られています。

私がとった作戦は「ひたすらセグメンテーション」です。基本的にフラットなネットワークでとっちらかっています。そこで、部署ごとにセグメントを分け、既存のネットワークを基幹ネットワークとして強化、差別化していくという作戦です。弱点は「しがらみに弱い」複数部署をまたいで使っているネットワークプリンタ、ファイルサーバー、Windows共有があったりすると、とっても面倒くさい

とりあえずテストとしては世の中にたくさんある WiFi ルーターで NAT を使ってセグメンテーションしています。このご時世、経費がなかなかいただけないので「小さく始めて、事が大きくなったら本格的に」な流れで動いています。便利さや快適さって使っていただかないと良い点がご理解いただきにくいので。準備無しで正面ストレートに、今使えている環境をより良くしたいとお話しても「今のまんまでいいよ」とあしらわれることが多いです。

そこで、根回しや社内政治のターンに突入するのですが、これがとっても面倒。ついつい高圧的、圧迫感のある対応をしてしまいがちです。普段、低テンションなんですが、普通のテンションになると「声がでかい」「こう言えばああいう対応(厳し目)になってしまいがち」「アクションが大きくて、物理的に怖い」などまだまだ解決できていません。

社内の技術方は、能力そのものというよりも政治力を要求されることが多い気がします