ProxmoxVE は中古のラックマウントサーバに使うよね
- 中古の NEC ラックマウントサーバーに ProxmoxVE を使ってる
- 何となくMegaRAIDのカードを使って RAID を組んだけど、リカバリはどうすんだ?
- 状況は BMC で確認できるけど、アンマウントとか無理
- Megacli をインストールすれば対応できるっぽい
インストール
- Github Gist で TW1920 が HowTo を公開してた ( Install MegaCli on Proxmox or Debian · GitHub )
- はじめに apt で unzip / alien / libncurses5 をインストール
- wget https://docs.broadcom.com/docs-and-downloads/raid-controllers/raid-controllers-common-files/8-07-14_MegaCLI.zip する
- unzip したあと、Linux フォルダで alien MegaCli-8.07.14-1.noarch.rpm する(rpm から deb に変換)
- dpkg -i megacli_8.07.14-2_all.deb でインストール
- /opt/MegaRAID/MegaCli/MegaCli64 としてインストールされてます
- そのままだと使いにくかったので、パスの通った場所にシンボリックリンクはってます
リカバリの方法は?
- Qiita で tomokitamaki さんが公開してた( 何だか怪しいディスクをMegacliを使って予備のディスクに置き換えてリビルドを実行する #MegaCli - Qiita )
- リカバリ対象の割り出しは BMC なら GUI で可能なので、すっ飛ばしていける
- オフラインにして : MegaCli -PDOffline -physDrv [エンクロージャID:スロット番号] -a0
- 上記の -PDOffline を -pdInfo にすると Firmware state: 行でオフラインが確認できる
- Missing のマークをつける : MegaCli -PdMarkMissing -physdrv [エンクロージャID:スロット番号] -a0
- 予備ディスクに交換(物理)
- MegaCli -PdReplaceMissing -PhysDrv [予備のディスクのエンクロージャID:予備のディスクのスロット番号] -Array対象の論理ディスクのID -row交換したい論理ディスクを構成する物理ディスクの番号 -a0
すごく長いけど、実際はこんな感じ MegaCli -PdReplaceMissing -PhysDrv [252:1] -Array0 -row1 -a0 - リビルド : MegaCli -PDRbld -Start -PhysDrv [エンクロージャーID:スロット番号] -a0